英文法が身につかない残念な学習法・3選
こんにちは、hiroです。
今日は、英文法が身につかない方がやってしまっている3つの残念な学習を取り上げます。
1.学びっぱなしで「問題集」をしない
2.「自分事」として応用してない
3.文法の「学ぶ分野」と「順番」が違う
そこで今回は、なぜ今あげた3つの学習方法では、文法がなかな定着しないのか、
その原因と具体的な解決策も合わせて、解説してみたいと思います。
1.学びっぱなしで問題集をしない
まず、英文法を参考書や動画などで学んでも、
頭に残らないかと言うと、それは単純にインプットだけをしているからです。
頭の中に、情報を詰め込み続けると、どんどん腐っていってしまいます。
だからインプットとアウトプットはセットだと思ってください。
体を動かすスポーツなら、何かを学んだらすぐにアウトプットができます。
例えば野球のバッティングの方法を学んだら、実際にやってみれば感覚がわかります。
でも英文法の場合、アウトプットの仕方がなかなか思いつかないと思います。
そこで、手っ取り早いのが問題集です。
何か英文法の分野を学んだら、その分野の問題集の該当箇所をやってみるといいです。
そうすると、自分では理解していたと思っていたものが、
案外わかってなかったことが気づきます。
ちなみに、英語初心者のうちは、
旺文社の「中学総合的研究問題集 英語 新装版」という問題集がお薦めです。
この問題集をお勧めするのは、私が実際に書店に行き、数多くの問題集を見て、
総じて、問題の質がもとてもいいです。
そして、英文法の問題が分野別に分かれており、
かつ、問題のレベルが基礎、応用のような形であるからので
復習する際も、分野を見つけやすいですし、基礎的なものだけではなく、
応用部分の問題もチャレンジできるのでおすすめです。
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まず1つ目のポイントは、英文方がなかなか身につかない方は、
「学びっぱなしでインプットだけしてないか」これをチェックしてみて下さい。
文法はその分野を学んだら、けして学びっぱなしにしないで、
該当箇所を問題集でやってみるということをしてみると、
文法の理解度と定着率が、各段に変わります。
2.自分事として応用してない
2つ目の残念な勉強法は、自分事として応用してないということです。
これについて詳しくお話ししていきます。
突然ですが、皆さんpull overという熟語知しってますか?
これは、私は絶対にわすれない英語の1つです。
私がハワイで生活していた時、
車で運転してちょっとスピード違反でパトカーに止められたことがあるんです。
その時、警察官が私の車を止めるときに言った言葉なんです。
当時、私はpull overという熟語は知らなかったんですが、
この時の経験で「車を脇に止める」という意味を知ったんです。
私にとっては、海外で初めてパトカーに止められたので、
強烈なインパクトで、このpull overの意味は、一度も忘れたことがあります
このストーリで伝えたかったことは、文法を単なる紙の上の知識として覚えるのではなく、
なんとしても、自分の生活や仕事など、なんでもいいです。
自分事としてとらえるようにしてみて下さい。
英語の環境が日常的にある方は、この自分事にするというのは比較的やり易いですが
もし、日本で全く英語を使う環境にない方は、
その文法分野の1つを使って、自分なりの英語を作ってみるといいです。
ただ、最初のうちは、いきなりその文法分野を使って文を作るのは難しいと思うので
問題集に載っている英語をパクって、単語1つ変えるだけでもいいので、
自分なりの英語を作るようにしてみて下さい。
単語一つでも変えた自分の英語は、世界に1つしかない、あなたオリジナルの英語になります。
このように、学んだことを、自分の生活や仕事にむりっくり当てはめて、
どんどん文法を自分事としていくと、
文法がより身近になって、記憶に定着しやすくなってきます。
例えば、駅で外国人に会ったら、このように言おうとか、
将来留学した時には、こんなことを言ってみようなど
色々とやり方はありますので、ぜひ、想像を膨らましてトライしてみて下さい
そして、3つ目残念な勉強法に移ります。
それは、文法分野の学ぶ順番が違う。ということです。
実はこれが、私が思う「最も英文法が身につかない原因」だと思っています。
文法は、文法初心者・中級者・上級者によって、学ぶべき分野が違います。
この学ぶべき分野や順番を間違えてしまうと、英文法は身に付きません。
文法はピラミッド構造のようになっていて、
まず基礎的な下の段から着実に積み上げていかないと
全体が完成しないようになっているんです。
それどころか、初心者が基礎を飛ばして、
最上段のものをやっても意味不明で迷子になります。
そこで、まずは今回は概要だけになりますが、
文法初心者・中級者・上級者のレベル別に
英文法の学ぶべき分野をお伝えします。
まずは、英文法初心者はこの文法分野の学習が必要です。
・「be動詞」の使い方
・「一般動詞」の使い方
・5文型
・現在形
・過去形
・未来形
・進行形
・完了形
・5W1H
そして、英文法中級者はこの文法分野の学習が必要です。
・前置詞
・名詞/冠詞/不定冠詞
・不定詞
・動名詞
・助動詞
・比較級・最上級
・受動態
最後に、英文法上級者はこの文法分野の学習が必要です。
・関係代名詞
・関係副詞
・仮定法
・接続詞
・分詞
もちろん文法分野には他の分野もありますが、
大枠、今言った分野を着実に一段一段積みあげていくと、
文法の全体像が見えるようになってきます。
そして、新しく学ぶものが、前に学んだものと、
どんどんと知識がつながっていって、そういうことだったのかとわかるようになってきます。
今日は動画がちょっと長くなってしまうので、概論だけに留めますが、
次回の動画では、今、お伝えしたことを、より詳しく、
レベル別にどのような学べばいいのかについて解説する動画をお届けします。
今回の動画では、英文法が身につかない残念な学習法3選と出して、
3つの非効率的な文法の学習についてお話ししました。
ぜひ取り入れれることがあれば、参考にして頂ければと思います。
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