(#028)「Can you~?」が「Could you~?」になると丁寧になる理由

 

 

 

 

【「Can you~?」が「Could you~?」になると丁寧になる理由】

 今日は、助動詞のひとつ「can」について、違った角度からお話します。

中学校で、「Can you open the door?」(ドアを開けてくれる?)が、

「Could you open the door?」(ドアを開けて頂けませんか?)になると、

丁寧な表現に変わると習いましたよね。

Can ⇒ Couldに変わると、なぜ丁寧な表現になるかご存じですか? 

これは、実は、仮定法という文法が使われているからなんですよね。

仮定法は説明すると長くなるので、今回は省きますが、

簡単に言うと、動詞や助動詞を過去形にして、

「もし◯◯ならば、◯◯だろう」と訳すと習ったと思います。

もう一度、上の例文を見てください。

この例でも、Can ⇒ Couldに過去形に変わってますよね。

これも、仮定法なんです。

だから、訳は、『仮定の設定』になるので、

「『もしよろしければ』、ドアを開けて頂けませんか?」というように、

仮定のニュアンスを含まれ、結局は、

「もしよろしければ、ドアを開けて頂けませんか」

という丁寧な訳し方になるんですね。

これは、willとwouldの関係でも同じですからね。

 

補足

実際の英文では、例えば、couldを「できた」という意味で

表現することはかなり稀です。

その場合は、普通は、was able toという表現をネイティブは使います。

 


☆公式メルマガ☆ 

【英会話編~自宅留学のすすめ~】
自宅にいながら、英語が話せるようになる方法をシリーズ物の動画で特別にお届けします。
・第1話 英会話習得までの3つのステップの全体像
・第2話「テキストに書かれている英語」ではなく、「自分の言いたい事」が言えるようになるための学習法
・第3話 英語を流暢に話すための「英会話の発想法」と「テクニック」
・第4話 自宅にいながら、英会話を習得し、全世界の外国人と無料・無制限に英会話を可能にする「自宅留学の全貌」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください