【「Can you~?」が「Could you~?」になると丁寧になる理由】
今日は、助動詞のひとつ「can」について、違った角度からお話します。
中学校で、「Can you open the door?」(ドアを開けてくれる?)が、
「Could you open the door?」(ドアを開けて頂けませんか?)になると、
丁寧な表現に変わると習いましたよね。
Can ⇒ Couldに変わると、なぜ丁寧な表現になるかご存じですか?
これは、実は、仮定法という文法が使われているからなんですよね。
仮定法は説明すると長くなるので、今回は省きますが、
簡単に言うと、動詞や助動詞を過去形にして、
「もし◯◯ならば、◯◯だろう」と訳すと習ったと思います。
もう一度、上の例文を見てください。
この例でも、Can ⇒ Couldに過去形に変わってますよね。
これも、仮定法なんです。
だから、訳は、『仮定の設定』になるので、
「『もしよろしければ』、ドアを開けて頂けませんか?」というように、
仮定のニュアンスを含まれ、結局は、
「もしよろしければ、ドアを開けて頂けませんか」
という丁寧な訳し方になるんですね。
これは、willとwouldの関係でも同じですからね。
補足
実際の英文では、例えば、couldを「できた」という意味で
表現することはかなり稀です。
その場合は、普通は、was able toという表現をネイティブは使います。
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