「ever」の訳し方。一発解決!!

 

今日は、知ってるだけで、すごくお得な「ever」について解説します。

 

【目次】

①核の概念:everってそもそもどのような意味なのか
②具体例:例文でイメージ固め。皆さんもチャレンジ!
③ここにも使われている!:単語が覚えやすくなる。

 

では早速本題に入ります。
まず、everってそもそもどのような意味なのかについて説明します。

everを「これまで」と覚えている方もいるかもしれませんが、
それでは、全く応用が利かなくなるばかりか、間違った使い方をする可能性があります。

そうではなく、everという単語の根本的な概念は、
「どの時の一点をとっても」という感覚なんです。

例えば、完了形の文で、
「今まで、ハワイに行ったことはありますか?」と聞く場合
Have you ever been to Hawaii? となります。

これは、10年前でも、5年前でも昨日でも、あるいは10才の時、20才の時でも、
「どの時の1点をとってもいいので」ハワイに行ったことはありますか?
という意味なんです。

だから、訳としては、
「今まで、ハワイに行ったことありますか?」という意味になるだけなんです。

このようにeverを、「どの時の一点をとっても」と理解してると、
次の例文も、自分で理解できるようになってきます。

他の例文も見て、よりイメージを固めていきます。

This cake is the best ever.
この文にも、bestの直後にeverがありますよね。
では、どのように訳すかと言うと、さっきと同じように、
このケーキは、(どの時の1点をとっても)、最高だ!といういみになるだけです。

最終的には、これは、史上最高のケーキです!みたいな訳にしちゃえばいいんです。

参考書などにには、最上級+everで、「今までで最も○○」のようにのってますが、
これはもう覚える必要はないですよね。もう自分の頭で訳を作り出せるようになってます。

でも、もう一つ例題です。

I have never smoked.

このneverという単語は、もともとnot everなんです。
ですので、「どの時の1点をとってもnot」ということで、
結局「一度もない」になっていたんです。

この文の訳は、(どの時の1点をとっても)も煙草を吸ったことはありません。という意味です。
ですので、最終的には、「私は、これまで一度も煙草を吸ったことはありません。」のような訳になっているだけです。

everを完了形で学校で習った時は、もしかしたら、
everは疑問文の中にしか使わないと習った方もいるかもしれませんが、そんなことありません。

実は、無意識のうちに、このような否定文のneverで使っていたんです。


このように、今後、文中にeverが出てきたときは、
「(どの時の1点をとっても)」というニュアンスを入れて訳してみると、
自分で意味が取れるようになってきます。

また、このeverは、文中だけではなく、英単語にくっつく場合が多々あります。
ただ、もう皆さんはeverの感覚が分かっているので、今後、無駄な暗記が不要になります。

例えば、ever-green
これは、日本語にもなっているかもしれませんが、
もし知らなくても、自分で意味がわかります。

greenは緑ですよね。それにeverがついているので、
「どの時の1点をとっても緑ということ」は、「常緑」という意味です
例えば、常緑樹なんかは、ever-green treeのように言います。

他にも、whatever,whenever,wherever,whoever,howeverという単語を
聴いた方もいるかもしれませんが、
これも、全部what,when,where,who,howにeverがついているので、

例えば、whateverならば、
「どの1つのwhatをとっても」の意味で、
「何であろうと」という意味になります。

他も同じ発想で
whenは、「どの1つのwhenをとっても」の意味で、「いつでも」
whereverは、「どの1つのwhereをとっても」の意味で、「どこでも」
whoは、「どの1つのwhoをとっても」の意味で、「誰でも」
howは、「どの1つのhowをとっても」の意味で、「どのようにしても」
の意味になるだけです。

今回の動画をまとめる、
今後、everという単語に出会ったら、
「(どの時の1点をとっても)」というニュアンスを入れて訳してみると、
丸暗記せずに、自分で意味が取れるようになってくるということでした。


☆公式メルマガ☆ 

【英会話編~自宅留学のすすめ~】
自宅にいながら、英語が話せるようになる方法をシリーズ物の動画で特別にお届けします。
・第1話 英会話習得までの3つのステップの全体像
・第2話「テキストに書かれている英語」ではなく、「自分の言いたい事」が言えるようになるための学習法
・第3話 英語を流暢に話すための「英会話の発想法」と「テクニック」
・第4話 自宅にいながら、英会話を習得し、全世界の外国人と無料・無制限に英会話を可能にする「自宅留学の全貌」

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください