今日は、実際に海外で仕事をしていて、日本人が間違って使いがちな英語をご紹介します。
日本の教育では、特に疑問を抱かなかったですが、でも、海外で使っちゃうと、
とんでもない勘違いを引き起こしてしまう代表的な英語表現です。
①まず、ひとつ目は「drug」
これは、日本でもドラッグストアーのような形で、日常に溶け込んでますよね。
例えば、海外で少し調子が悪くなって、
Do you have a drug? (薬ありますか?)
みたいに聞くと、とんでもない勘違いが生まれます。
drugは、通常、「麻薬」を連想します。
ですので、この表現は、絶対に避けましょうね。
普通は、「medicine」と表現するのが普通です。
また、薬局は、「pharmacy」が一般的ですので、
合わせて、覚えておいた方がいい単語ですね。
②そして2つ目は、「had better」
中学時代に、このhad betterという表現を学んで覚えている方もいると思います。
学校では、「~した方がいいよ」みたいな訳として習ったと思います。
ただ、この表現、私は、海外で一度も聞いたことないです。
その理由は、このhad betterは、「~した方がいいよ」の後に、
隠れたニュアンスが含まれています。
それは、
「(そうしないと大変なことになるよ)」です。
つまり、この表現は、「脅迫」と同じようなニュアンスで使われます。
ですので、
You had better stop now.「止まったほうがいいよ。(そうしないと大変なことになるよ)」
みたいな、脅しの意味で使われます。
警察官ならこの表現を使うことは考えられますよね。
ですので、had betterは避けましょうね。
もし、忠告や助言などは、「should」という単語を使って表現します。
③「replacement」(代替)
この単語は、聞いたことがない方もいるかと思います。
例えば、英会話学校に通っていて、専属の先生が急きょ来れなくなって、
代わりの先生が代役を務めるとします。
その場合、代役の先生を、replacementという表現で使うと、
ちょっと、違和感を感じます。
このreplacementという単語は、完全に取って代わるという意味があります。
ですので、今回のように一時的な代役の際は、「substitute」という単語が適切です。
私も、一度、この単語で、誤解を与えたことがあります。
いつも、仕事をしている相手が所要で来れなくなった時、
「OK,じゃあ代わりの人を探すね」という軽い感じで
I will find a replacement.
と言ってしまし、その相手を不機嫌にさせてしまいました。
つまり、「もうあなたはいいので、他の人と組むよ」
みたいに、伝わってしまいました。
これは、信頼関係に関わる単語ですので、しっかり覚えておいたほうがいいですよ。
今回ご紹介したのは、ほんの一部ですが、
このように、私も、海外で様々な失敗や経験を積んで
学校では教えてくれない「本当の英語」を、身につけて行きました。
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