(#046) 【「I’m not a student」と「I am not a student.」は違う!】

【「I’m not a student」と「I am not a student.」は違う!】

 中学校で、最初の方に習う2つの例文。

①「I’m not a student」

②「I am not a student.」

これ一見するとI amの短縮形で、I’mになっただけで、

意味は同じと習ったと思いますが、

でも、これ、ネイティブは違った意味で使ってます。

どんな違いかお分かりですか。

 

まず、①の「I’m not a student」という文は、

単に自分は学生じゃないと事実を否定しているだけなんです。

でも、②の「I am not a student.」は、

「俺は学生なんかじゃない!(もう社会人なんだよ!)というように、

感情がこもっているんです。

もう社会人になっているのに、学生みたいに見られてしまったり、

あるいは、まだ幼い子供なのに、学生料金などを取られてしまう場合など、

いろいろシチュエーションは想像できますが、

共通して「自分は学生じゃないんだ!」という所が、強調されているんです。

ですので、「I’m」=「I am」という単純に短縮形と考え、

意味は全く同じと、とってしまうと、

実は、英会話では、相手の気持ちに気づかずにコミュニケーションが

上手くいかなくなるということも考えられます。

学校で習う文法と、実際現地で使われているネイティブの感覚は本当に違いますよね。

 


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