(#027) 「現在完了形って何か説明できますか?」

【現在完了形はなにか説明できますか?】

 現在完了形ってあるじゃないですか。

あれ、イメージとして、とらえにくいと思いませんか?

通常参考書には、こんな風に書いていると思うんです。

「継続(今までずっと~している)、完了・結果(ちょうどいま~したところだ)、経験(~した経験がある)」。

う~ん・・・

はっきり言って、紛らわしいし、わかりにくいですよね。

そうではなくて、現在完了形は、こうやって覚えれば、はっきり理解できるんです。

それは、

『①「過去」のことが、②「現在」も続いている』。

これでいいんです。

ちょっと説明しますね。

まず、現在完了形の文は、次のようなものですよね。

I have lived in Tokyo for three years.(私は、3年間東京に住んでいます)。

これは、「3年前の過去」も、「現在」も東京に住んでいるということですよね。

もう一度言いますね。現在完了形は、「①過去+②現在」と考えるんです。

つまり、

①「過去である、3年前に東京に住んでいた」((I lived in Tokyo three years ago.)

という事実と、

②「現在も東京に住んでいる」(I live in Tokyo now)

という2つの事実が続いているということなんです。

この過去と現在を足すと、現在完了形の文ができるんです。

 

では、この日本語を、英語に直すと、どうなるでしょう。

「私は鍵を無くしてしまった」。

もし、I lost my keyと過去形にしたら、間違いですよ。

なぜかというと、

鍵を無くした過去と、

今も鍵がなくて家に入れないという「現在」が

続いてますよね。

だから、正解は、I have lost my key.という現在完了形になるんです。

冒頭に書いたように、通常の参考書に書かれている

「継続・完了・結果、経験」という説明も、結局、

「過去」から「現在」に続いているというイメージをもっていれば、

いちいち、使い分けなどに迷わず、意味が想定できますよね。

 


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