#008 「look,see,watch」は、こう違う!?

 

【「look」と「see」と「watch」は、こう違う】 

今日も、動詞シリーズをお伝えします。

皆さんご存知のlook,see,watchという動詞ですが、

この3つの動詞は、ネイティブははっきりと区別しています。

また、その違いから発生する熟語も、完璧にその基本概念から派生してますので、

この記事でしっかり身につけてくださいね。

 

 【lookとseeの違い】

まずlookから、このイメージは、簡単で、「目を向けるという動作」が根本にあります。

Look at the door.(ドアを見て)と、言われた場合、

あなたの眼球がドアの方に向かなければ、このlookは使えません。

それに対して、seeというのは、イメージ的には、「見える」と同時に、

「認識できる」というイメージも含みます。

例えば、lookとseeの両方が含まれる英文で違いを説明しますね。

I looked everywhere but I did not see him.(私はそこら中探したけど、結局彼をみつけることができかった)。

この文には、look と seeが含まれてます。

まず最初のlookですが、「いろんな方向に目を向けた」 けれども、

最終的に彼というのを「見て認識することができなかった」

つまり、「見つからなかった」という違いあるんですね。

単に目の動作のlookに対して、見て認識するseeは、違う概念ですよね。

ちなみに、I see(わかりました)という文例を聞いたこともあると思いますが、

ここにも、seeが使われているのは、この「認識する」という概念があるから

使うことができるんですね。

 

 【lookとwatchの違い】最後に、watchという動詞もありますが、

これは、「集中して見続ける」というのが概念です。

I watch movieなどに使われますが、これは、映画というのを集中して見続けているから、

watchが使われています。

他にも、watch over(見張る) という熟語もあります。

Please watch over my bag while I go to rest room.(トイレに行ってる間、私のバッグを見張っておいて)。

ここにも、watchという単語が使われているのは、注意深く見続けるという概念があるからです。

もし、Please look at my bag while I go to rest roomとか言ってしますと、

「単に、目の動作としてバッグを見てて」と言ってることと同じなので、

かなり、お笑いみたいになっちゃいますからね。

 

 


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