伝わり方が違う!” present to you” v.s. “present for you”
みんさんは、英語で誰かにプレゼントを送る時、
present to you
present for you
という言い方を聞いた事があると思いますが。
実は、この2つは、相手に違う伝わり方をしているという話を
今日はしていきます。
一見みたら、toとforの違いだけですが、
実は大きな違いがあります。
まずは、present to youから解説します。
toというのは、これは「到着点」というのが根本的な考え方です。
ですので、to youと言ったら、あなたの所に到着するプレゼントと言う意味で
「あなた宛」のプレゼントという意味にあります。
ですので、「あなたに贈り物があるんだ。ちゃんと受け取ってね」という
ニュアンスになります。
それに対して、present for youの方ですが、
forというのは、「方向性」というのが根本的な考えです。
ですので、present for youといった場合
このプレゼントは、あなたの方向に向かっているプレゼントですという意味です。
つまり、ニュアンスとしては、「(受け取ってもらえるかどうかわからないけど、)
あなたに向けたプレゼントです。という意味です。
toは、ちゃんと目的地に到着するもの
forは、あくまで目的地に向かっているもの
という違いがあります。
このように、toとfor、1つ違うだけで、このようなニュアンスの違いがあることを
知っておいてくださいね。
学校でよく目にする例文で、I go to the park.というのがありますよね。
しかし、go の後は、必ずtoじゃなきゃいけないということは無いですからね。
I go to the park.ならば、これは、parkという到着点に向けて行く意味です。
ですので、parkが到着地です。だから、「公園という所に行く」という訳になります。
それに対して、 I go for the park.という文だって成り立ちます。
I go for the park.は、あくまで、parkという方向に向かって行くだけですので
別に、parkが到着地じゃなくてもいいんです。
parkの手前にある、お店に行ってもいいんです。
あくまで、parkという方向に向かって行っているだけですので。
この動画を撮っているのは、12月ですが、クリスマスプレゼント等送る機会もあると思います。
present to youにするか、present for youにするか
ぜひ、しっかりと使い分けてくださいね。