こんにちは、hiroです。
I really don’t like it.は
「私は本当にそれが好きではない」という訳で
I don’t really like it.は
「私はそれが本当に好きという訳ではない」という訳で
つまり「まあまあ」という意味になり、
全く別の意味になってしまいます。
そこで、今日はreallyの位置によって変わってしまうややこしい英語を
1つの判断基準ですっきり理解する方法をお伝えします。
先ほどの2つの違いを理解するカギは、
実は英語特有の「左から右の法則」にあります。
この法則を理解すると、今回の違いだけではなく、
今後の皆さんの英語人生に大きく影響を与えるのでぜひ参考にしてみてください。
「左から右の法則」とは、英語は全て左にある単語程、その文の中で重要な意味を持っているという法則です。
この法則を元に、先ほどの例を見てみると
I really don’t like it.
reallyが左つまり先に出てきている単語なので、これがそれ以降の単語より強い力を持ってます
reallyが先に来ていて「これから言うことは本当だよー」と意思表示したうえで、
「don’t like it」=「それが嫌い」と続けているんです。
だから、「本当にそれが嫌い」という訳になります。
一方
I don’t really like it.では、
don’tが先に出てきている単語なので、これがそれ以降の単語より強い力を持ってます。
つまりdon’tが先に来ていて「これから言うことはdon’t違うからねー」と否定した上で、「really like it」=「それが本当に好き」と続けているんです。
だから、「『それが本当に好き』というわけではない」
つまり、「それがまあまあ好き」とか、「そこまで好きではない」のようなニュアンスになるんです。
「本当にそれが嫌い」と「それがまあまあ好き」では、全然意味が違いますよね。
では、もう一問例題を出しますので、この左から右の法則を使って、
ご自身でも自分の力で判断できる体験をしてみて下さい。
He doesn’t really know it.
He really doesn’t know it.
いかがでしたでしょうか。
まず初めのは、He doesn’t really know it.では、
doesn’t が先に来ているので、それ以降のことは全て否定です。
そうなると、「違いますよ」⇒really know it.(それを本当に知っている)ということで
「彼は、それを本当に知っているわけではない」ということです。
つまり、「ある程度は知っている。」とか「ある程度しか知らない」という感じです。
それに対して、
He really doesn’t know it.では、
reallyが先に来ているので、それ以降のことは全て本当のことですとなります。
そうなると、「本当のことですよ」⇒doesn’t know it(それを知らないということは)ということで
「彼は、本当にそれを知らない」という意味になります。
このように、この法則を知れば、自分で判断できるようになってきます。
今回のはあくまで一例ですが、英語のリスニングにおいても
この左から右の法則を使うと、劇的にリスニング力はあがります。
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