(#055)【tell, say, talk, speakは、こう区別する!】 

 


tell, say, talk, speakは、こう区別する!(hiro式・英語上達法)

久々の投稿です。今日は、すごく迷いやすい4つの「話す」という意味の動詞について。
どれも、「話す」なので混同しがちですが、ちゃんと違いを意識できると、実は色々なメリットがあるんです。

「tell」
これは、人に何かを伝えるという意味で、「伝える相手」に焦点が当たっています。ですので、tellを使う場合は、ちゃんと「人」を明確にする必要があります。
(例) I would like to tell you my secret.(「あなたに」秘密を話したいと思うんだけど)
(例)Don’t tell me that.(他のひとならともかく、「私に」そんなこと言わないで!)


「say」
それに対して、このsayは、伝える相手というより、「伝える内容そのもの」に焦点が当たっています。
(例)I say “NO”.(私は、「No」と言ったでしょ)
(例)Everyone say “He is a nice guy”.(皆、「彼がいい人って」言ってるよ。)
熟語で、「say hello to ○○」・・・「○○によろしく伝えてね」というのがありますが、これも、「よろしく」ということを伝えて欲しい(伝える内容に焦点があたっている)ので、sayが使われているんですね。


「talk」
このtalkを使う場合は、必ず、話し相手がいつことが前提です。「誰かと会話する」というイメージをしっかり持っておくといいと思います。
(例) I want to talk with you.(「あなたと」会話がしたいです)
(例) He is talking to himself.(彼は、「彼自身と」会話している。=彼は独り言を言っている)
他にもこんな文があります。
・talk in front of everyone.(皆の前で話す)
こんな文でも、あくまでも「誰かと会話する」というイメージを持っておくと、複数の人が壇上で討論するとか、たとえ、一人で壇上に上がっていても、その後、聞いている聴衆とのやり取りがあることを意味します。


「speak」
最後にspeakですが、これは、「口から言葉を発する」というのが核のイメージです。
ですので、別に、相手がいなくてもいいです。
(例)I can speak English.(私は英語が話せます)
この言語を話すという時は、別に相手がいるいないが問題ではなく、単に言語を話せるといっているので、このspeakが使われます。
また、speakの名詞形は、speech(スピーチ)です。スピーチって、基本的に、一人で壇上でやるものですよね。ですので、speakの「言葉を発する」という概念とピッタリくるんです。
もし、speak in front of everyoneなら、これは、聴衆とのやり取りというイメージはなく、単に、人前で、言葉を発するという所に焦点があたってますからね。
このように、「話す」という同じ意味ですが、それぞれのイメージを持っておくと、正しい英語になりますし、また、それに派生する単語(例:speakの名詞=speech)なども、覚えやすくなりますよね。


 


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