(#032) 海外行ったら本当の「Will」はこうだった!

【海外行ったら本当の「Will」はこうだった!】
 
何度か取り上げたことがあるWillという助動詞ですが、
今日は、根本的なWillの概念をお伝えします。
 
Willは、一言、「必ず~する」です。
 
すごく強い意志が含まれています。
 
でも、ここで、中学校では、こんな風に習ったという反論もあると思います。
 
Willには、
①意志
②推量
③習慣・習性。
 
でも、惑わされないで下さいね。
 
たとえば、②推量と参考書にあるから、
訳は、「~でしょう。」が適当じゃないか思われるかもしれませんが、
違います。
 
詳しく1つずつ説明しますね。
 
①「意志」
 
これは、文句なく「必ず~する」です。
 
I will study tonight.(私は今夜勉強します)
強い意志が含まれているので、問題ないですよね。
 
②「推量」
 
これが多くの方が理解が曖昧になっているところだと思います。
ネイティブが推量の意味で、Willを使う場合は、
実は、100%の自信がある時に使うんです。
 
例えばこんなかんじです。
 
The paint will be dry in half an hour.(30分もすれば、必ずペンキが乾きます)
 
ポイントは、30分かな空とか、もしかしたら、1時間かな~とかじゃなくて、
これをいう場合は、必ずペンキ30分以内に乾くことを確信しているんです。
 
もし、30分以上かかるかもしれない場合は、
Willではなく、「50:50」の確率で使う、mayなどが、使われます。
 
ですので、推量と書いているから、可能性的には半々かなとか思わないでくださいよ。
 
Willが使われる場合は、100%自信を持っていると思ってください。
 
 
③「習慣・習性」
 
これも、迷わず「必ず~する」と訳せばいいです。
例えばこんな例文です。
 
The successful man will profit from his mistake and try again in a different way.
(成功をつかむ人は、失敗から学び、再び立ちう向かうのである。)
 
直訳としては、(必ず失敗から利益を得て、必ず挑戦する)です。
 
成功するには、そういう「習慣」があるということですよね。
 
つまり、習慣や習性には、法則性があって、それは「必ず~する」という訳があてられます。
 
以上参考書に載っている少しまぎらわしい表現を、
「必ず~する」で言い換えてみました。
 
 
最後に、willが使わる場合に、「~でしょう」と訳される場合を紹介します。
それは、こんな時です。
I think I will meet beautiful woman at the party this evening.
(私は、今夜開かれるパーティで、きれいな女性と巡り合う「でしょう」。)
 
この場合は、言っている本人は、willを使っているので、
必ず素敵な女性とあうことを確信してるんですが、
 
文頭に
I think
 
がついてますよね。
 
これは、100%とは確信してるんだけど、
「あまり強く言いすぎちゃまずいかな」って時に、
I thinkをつけて断定を弱めるんです。
 
ですので、この I thinkが付く場合は、断定を弱めたり、
あるいは相手に気を使う場合などに、頻繁に使われますので、
ぜひ、覚えておいてくださいね。
 
 

 


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