【相手に良い印象を与える依頼表現 】
今日は、海外では、よく耳にするけれども、
日本の英語教育ではなかなか教えてもらえないフレーズを紹介します。
それは、「I wonder if ~」です。
Could you~?は確かに丁寧な表現ですが、
「◯◯して頂けますか?」というように、
相手にYes or Noの返答を求める言い方です。
しかし、この I wonder if ~は、「独り言」なんです。
訳としては、「◯◯だったらいいな~」みたいなニュアンスです。
例文を示しますね。
I wonder if you can help me.(私の手伝いをしてくれるかな~」。
この表現は、別に「手伝って」と言ってるわけではなく、
「手伝ってくれたらいいな~」みたいに、相手にプレッシャーを与えず、
一人でつぶやいてるように聞こえます。
嫌味っぽく遠回しに強制しているニュアンスではなく、
この表現は、海外で本当に使います。
私の場合は、例えば、メールを送ったのに返信が来ない人の場合、
次のようにメールします。
I wonder if you have received my email.
これは、「私が送ったメールを受け取ったかな~」みたいに
独り言をいう感じで、
結局は、
「メールを受け取って頂けましたか?」と
相手に伝えることができる便利な方法です。
ですので、I wonder ifは 、相手にプレッシャーを与えず、
好印象を与えるって覚えて下さいね。
ちなみに、ちょっと応用編ですが、
I wonder if の現在進行形 I am wondering ifにすると、
更に丁寧になります。
その理由は、I am wondering という進行形は、
独り言が、「あくまで現在の一時的なものですよ~」ということなので、
与えるプレッシャーが更に小さくなり、
結局、より丁寧な表現になります。
更に、I was wonderingになると、独り言が過去の一点になるので、
『今じゃなくて、過去にそう独り言を言ってた。』ということで、更に更に丁寧になります。
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