今日は、英語表現を丁寧にする方法について解説します。
Could you? Could I?どちらも見たことがある形だと思いますが
これは、実は、Could I~?の方が、より丁寧なんです。
そこで今回は、なぜCould Iの方が丁寧になるのか、
英語の丁寧表現の大原則に触れながら、解説してみたいと思います。
よく英語はフランクな言語で、日本語で言う丁寧語や尊敬語のようなものがないと言われますが、
それは完全に間違いです。
先ほどの、Could you? Could I?を使った例文で説明します。
例えば、相手の名前を聞きたい場合。
Could you tell me your name?
Could I have your name?
どちらも、英語的には正しいですが、
大きな違いは、主語が、「you」と「I」です。
上の方がは、Could you~なので、
「あなたが、私に名前を教えて頂けますか。」という訳です。
それに対して、下は、
「私があなたの名前を伺えますか」です。
このように、英語と言う言語は、相手(あなた)に何か行動を促すよりも、
自分が何かの行動をできるかを尋ねる方が、結果的に丁寧な印象になるんです。
つまり、youを主語にするより、Iを主語にして疑問形にする方が丁寧になるということです。
例えば、子供があなたにチョコレートをおねだる場面を想像してみると、
よりイメージがわくと思います。
例えば子供に、
Can you give me chocolate?「チョコレート頂戴?」と言われるより
Can I have choclate?「チョコレート食べていい?」と言われた方が、
何かいい印象になりますよね。
これも、Can youの場合は、あなたがチョコレートをあげることを
催促されている印象を受けるのに対して、
Can Iの方は、本人が食べてもいいかあなたに尋ねている印象になるから、
Can Iの方が印象がいいんです。
英語は、丸暗記型の学習方法に陥ると、どうしても時間が経つと忘れてしまいますが、
今回のようにしっかりと英語の原則を理解すると、これから自分で判断できるようになってきます。
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